遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

精神科受診はちょっと違うような気がする

 

 

 

咳と熱発で入院したら、ただの気管支炎だったおじいちゃん。

 

すぐに体調も良くなり、治療もほぼ完了したので病院から退院

勧告がありました。

 

ところが娘さんがどうしても仕事が忙しく、すぐに退院させられても

困るとの事で、少し退院が伸びていました。

 

この娘さんは一人暮らしのおじいちゃんのために調理をして

おじいちゃんの所に持ってきてくれて、私たちヘルパーは、

娘さんが作ったおかずを温めてお出しすればいいだけで、

本当におじいちゃん思いの娘さんです。

 

娘さんは旦那さんと自営業を営んでおり、その会社の経理も

担当しておられたので、おじいちゃんの退院を給料の支払いが

終わってからにしてほしいと病院にお願いしていました。

 

病院も自宅の受け入れができないのなら仕方がないと言って

了解してくれたんです。

 

ところがそれに納得できないのがおじいちゃんでした。

 

もう元気になったし、一日でも早く帰りたかったんです。

 

でもなかなか帰してもらえない事に腹を立てて、病棟で少し

暴れてしまったそうです。

 

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そしたら精神科を受診させたって。

 

なんかそれはちょっと違うような気がしました。

 

暴れないようにするためですか?

 

すぐに退院していたら暴れてないでしょう。

 

暴れた原因ははっきりしているのに、それを薬で押さえるために

精神科受診したんでしょうか。

 

なんか話しを聞いたとき、おじいちゃんが可愛そうになってしまいました。

 

 

 

もう一人、同じように暴れちゃったおじいちゃん。

 

以前何回かブログにした猫屋敷のおじいちゃんです。

 

このおじいちゃんも猫が心配で帰りたかったんです。

 

こちらのおじいちゃんはまだ治療が終わっていなかったので、

退院の話自体は無かったんですが、暴れてしまい精神科受診に

なったそうです。

 

同じような感じです。

 

暴れた原因ははっきりしているのに。

 

暴れた気持ちもわかります。

 

それぞれのおじいちゃんらしいです。

 

そうですよねって思います。

 

気管支炎のおじいちゃんは今は自宅で一人暮らしを再開しています。

 

でも精神科の薬は続けて飲むそうです。

 

いらない気がしますけど。

 

自宅で暴れるなんて事は一度もありませんから。

 

 

 

 

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