遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

利用者さんに怒られました

 

 

 

毎週1回買い物支援を行っている利用者さんの所に訪問しました。

 

利用開始当初は白内障でほとんど見えないような状態で、まだ70歳

になったばかりの若い利用者さんです。

 

白内障の手術を無事に終え、物もちゃんと見えるようになりましたが、

自家用車も手放してしまったので、買い物は今後もお願いしたいと言われ

継続しています。

 

通常買い物支援で怒られるような事はありません。

 

今日は腹の虫の居所が悪かったんでしょうか、怒鳴られてしまった

んです。

 

今日は先月分の請求書もお持ちしました。

 

買い物代金を受け取ってから、請求書をお渡ししました。

 

請求金額は毎月同じです。

 

下2桁が24円なんです。

 

利用者さんが言いました。

 

「毎月この24円を準備するのが大変なんだよな。」

 

「そうですね。今お買い物のおつりで24円が出来たら良いですね。」

 

「そうだな。」

 

買い物前にこんな会話がありました。

 

千円札と少しの小銭をお預かりして買い物に行きました。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20211013215904j:plain

 

お支払いの金額をみて、小銭を使ったら24円はできない金額だった

ので、お札でお支払いして細かいおつりを貰いました。

 

おつりで24円の確保ができました。

 

ご自宅に戻り購入したものはご自分で片付けられるので、片づけを

待っておつりをお返ししようと広げました。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20211013215839j:plain

 

そしておつりを見るなり、

 

「なんだその小銭の量は。」

 

「細かい金額を小銭でお支払いしたら24円が残らなくなってしまうので

お札でお支払いして24円を作ってきたんです。」

 

「誰がそんな事頼んだんだ。なんでそんな先回りしてくれたんだ。」

 

「あ、すみません。」

 

「こんなに小銭を作ってどうすんだ、このお金。全く。もういい

今日は帰ってくれ。」

 

「申し訳ありませんでした。今日はこれで失礼します。」

 

集金はできませんでした。

 

会話を思い出すと、確かに利用者さんは24円を作ってきてほしいとは

言っていません。

 

私が勝手に24円があれば、お支払いもスムーズにできると思って

しまい、余計な事をしたことになったんです。

 

よかれと思ってやった事でしたが、怒鳴られてしまいました。

 

自分だけが良かれと思っただけで、利用者さんには迷惑をかけた

事になります。

 

でもあまり怒鳴られた事なんてありませんから、そんなに怒鳴ら

なくてもいいんじゃないと思ってしまいました。

 

自分のミスを棚に上げて。

 

でもヘルパーも人ですから、個人的な感情としては

 

「もう行きたくない」

 

と思ってしまいます。

 

行きますけどね。

 

お金の事で怒られるのって、一番嫌なパターンです。

 

きっと利用者さんの記憶にも鮮明に残りますよね。

 

忘れないでしょうね。

 

来週は別のヘルパーが訪問します。

 

もうあのヘルパーは嫌だと言われたりして。

 

それならそれで仕方がありません。

 

他のヘルパーにも同じような事が起きない様に注意して訪問して

もらいたいと思います。

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】