遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母は今も布団を購入したと思っている

 

 

 

 

先日母からの電話で新しい布団を購入した様な話がありました。

 

 

www.maple-enkyori.com

 

結果的にはそうではなく、母が排尿の失敗をして、ヘルパーさんが

別の布団と交換してくれて、汚れた布団をどかしておいただけだ

と弟から聞きました。

 

夕方16時頃母に電話をしたら、やっぱり寝ていました。

 

「はい、こんばんは。」

 

「あら、また寝てたでしょ。起きて下さい。」

 

「そろそろ、ご飯の支度でもしようかと思って起きようとしたところよ。」

 

「ヘルパーさんはまだ来ないの?」

 

「ヘルパーさん?あれ今日は来る日だったかな。」

 

「日曜日以外は毎日きます。」

 

「あら、そうだったかしら。まだ見えてないわね。」

 

「ご飯の支度はヘルパーさんがやってくれるからね。」

 

「そっか。で、何のようなの?」

 

「この間の布団はどうしたかなと思って。」

 

「そのまま置いてあるわよ。」

 

「その布団ってどうしたんだっけ。」

 

「知らない。」

 

「(弟)に聞いてないの?」

 

「そのままにしておけば良いって言われた。」

 

「なんでそこにあるのかしらね。」

 

「そのまま書き物と一緒にそのまま置いてあるわよ。」

 

「書き物ってなあに。」

 

「布団と一緒にきたやつよ。」

 

「そんなの無いよ。」

 

「あったような気がしたけど。」

 

「あの布団ね、お母さんが汚しちゃった布団なんだって。」

 

「えーー、そうなの。」

 

「防水シーツを買ってもらった方が良いと思ってね。」

 

「そんなのいらないわよ。パットやってるんだもの。」

 

「でも汚しちゃったわけでしょ。だからね、ちょっとヘルパーさんに

お願いしたくて電話したの。」

 

「そういう事ね。」

 

「ヘルパーさんが来たら電話ちょうだい。」

 

「はい、わかりました。」

 

 

 

しばらくしてちゃんと電話をくれました。

 

ヘルパーさんに代わってもらいました。

 

でも、電話口に出たヘルパーさんは布団の事情を知りませんでした。

 

管理者さんに伝えておくと言って下さり、また少し後に

管理者さんから電話が来ました。

 

布団のことを聞くと、尿汚染は今に始まった事ではなく以前から

あって、使い捨てのシートを使用していたようですが、それだと

やはり足りないとの事でした。

 

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そして布団は敷布団を2枚敷いていたので、ただ上の1枚を外しただけ

との事でした。

 

いずれにしても防水シーツはあった方が良いとの事だったので、購入して

もらうようにお願いしました。

 

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自分では布団を汚しているとは思っていません。

 

でもやっぱり漏れていたんですね。

 

しょうがないです。

 

91歳ですから。

 

自分でトイレに行っているだけ上等ですよ。

 

本当に敷く布団がなくなってしまった時は購入しますよ。

 

今布団なんか安いのありますからね。

 

「布団を減らして寒いかもしれないから、毛布を敷いてあげます」

言って下さいました。

 

あの布団は母の頭の中ではずっと新しい布団なんでしょうね。

 

お手数おかけしますけど、よろしくお願いします。

 

 

 

 

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