遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

夫婦同時ショートで重なってた光景

 

 

 

両親がどちらも同じように低下していき、お二人の施設入所を

考えた時、子どもにすれば夫婦二人をできれば同じ施設に

入れたいと思うものです。

 

でも大抵はそうもいかず、老健とグループホームに分かれて

しまうケースが多い様な気がします。

 

私の両親もそうです。

 

一人はリハビリのできる施設。一人は認知症対応型の施設。

 

お金が沢山あったら、2人とも有料老人ホームに入所して

安心した老後になったら理想的です。

 

でもなかなかそうはいきません。

 

 

 

我が施設は特別養護老人ホームでショートステイもやっています。

 

私は訪問職員ですから、施設内の職員ではありませんが、先日ビックリ

するような事がありました。

 

共に要介護の認定を受けているご夫婦(80代)が同時にショートステイに

入所されました。

 

個室の数は限られていましたので、奥さんの方が今回個室の方に

入られました。

 

この御夫婦は定期的にショートステイを利用されていました。

 

自宅とショートを行ったり来たりの生活です。

 

ずっと施設にいるわけではないのに、帰宅もしているのに・・・

 

ある日の夜、夜勤の職員が見回りで奥さんのお部屋に行くと、

お二人が重なっていたんです。

 

それを見てしまった女性職員は思わず

 

「失礼しました!」

 

って言って扉を閉めて、ドキドキしちゃったって。

 

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こんな事もあるんですね。

 

なんで家じゃなく施設で。

 

でもただ重なっていただけですよ。

 

お二人とも紙パンツ着用してますから。

 

 

その数日後なんとおじいちゃんの足が切断されたんです。

 

糖尿病の悪化で足の指が腐ってきていて、入院が決まっていたんです。

 

その事をわかっていての事だったと思います。

 

もうこういうお互いの肌のぬくもりを感じる事もできなくなると

思ったんでしょうか。

 

何だか切ないです。

 

若者達にしたら、爺さん婆さんが何してるんだと思うと思います。

 

でも何歳になったってご夫婦です。

 

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そしておじいちゃんの足の切断が決まっていたら、本当にこうやって

寝られるのもご夫婦にとっては残された限られた時間だったんだと

思います。

 

 

でもどんな理由があったとしても、急にこんな光景を目にした

職員は赤面ですね。

 

 

 

 

 

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