遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

防護服着用での訪問をするところだった

 

 

 

とうとうこの田舎にもオミクロン株の脅威が迫ってきました。

 

高校のスポーツイベントでクラスターが発生してしまい、

排泄介助で訪問している利用者さんの孫さんが陽性と

なってしまいました。

 

 

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介護者は娘さんなので、お孫さんは直接利用者さんの

お部屋には行っていませんが、娘さんは孫さんと接して

います。

 

娘さんは当然濃厚接触者になります。

 

今日娘さんからPCR検査を受ける事になったと連絡があり

その結果娘さんは陰性でしたけど、孫さんが陽性だった事が

分かったんです。

 

陽性者がいるところにはさすがに訪問を控えさせていただく

つもりでした。

 

ところが娘さんは事務職で職場からは本人が陰性なら出勤可能

と言われたとの事で、明日も普通に出勤するので、おばあちゃんの

オムツ交換をお願いしたいと言ってきたんです。

 

えーー。お孫さんが陽性で自宅療養なのに、出勤可能ってどういう事

でしょうか。

 

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娘さんも陽性になる可能性が高いのに、出勤させるその職場ってまったく

危機感がないじゃないですか。

 

でもおばあちゃんのためには訪問しなければならないので、施設長や

看護師と相談して、防護服着用での訪問を初めてすることになったんです。

 

その旨を娘さんにもお伝えしなければなりませんし、防護服を着用する

ための場所の確保と、防護服を脱いだ後の処理のお願い等、娘さんにも

ご協力いただくことを電話で説明しました。

 

防護服を着脱する場所はなるべくなら外が良いので、ワンちゃんがいる

小屋をお借りしてそこで処理もする事にしました。

 

でもそのワンちゃんが大型犬なので、小屋の奥の方に移動していただく

必要がありました。

 

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先日ハムスターに感染した話がニュースにもなりましたので、私たちが

着用している防護服にワンちゃんが近づいてきて触れられても困ります。

 

やはり老人施設の職員ですからとにかく慎重になります。

 

そんな説明をしたら、ワンちゃんを移動する事は不可能な事だと

言われました。

 

そして娘さんの方から、防護服を着用しなくてもヘルパーさんが訪問できる

様になるまで自分でやりますとの事でした。

 

というか私たちの考えでは、娘さんは出勤できないという思いが

強かったので、家にいれば普通にできる事だと思っています。

 

そして夕方再度娘さんから電話があり、10日間の出勤停止になったと

話がありました。

 

当然だと思います。

 

いくら専門職だと言っても、陽性者のいる自宅に訪問するのはできれば

避けたいところです。

 

来月早々には3回目のワクチン接種が出来そうです。

 

でも3回目をやったから感染しないわけではないんですよね。

 

今日は緊張で疲れました。

 

だって複数のヘルパーを派遣するのはあまりにも危険すぎるので、

人を限定して訪問するのが理想です。

 

そうなれば、やはり私が行くしかありません。

 

小さい子供がいたり、高齢者がいたりするヘルパーはあまり訪問させたく

ないですから。

 

結果的には訪問をしなくて済んだので本当に良かったです。

 

でもこれからもありそうなケースです。

 

 

 

 

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