遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

どうしても排泄が上手くいかないおじいちゃん

 

 

 

御夫婦で要介護者の奥さんから、ヘルパーに洗濯の援助をお願い

したいと依頼がありました。

 

奥さんも膝が悪く、お掃除の援助でヘルパーは訪問をしていたんです。

 

ところが今回の依頼は、おじいちゃんの洗濯をお願いしたいという

話でした。

 

いったいどうしたんでしょうか。

 

訪問してみると、大きなタライに大量の洗濯ものが浸してあったとの事。

 

訪問したヘルパーの表現がまた傑作でした。

 

「ドリフターズのコントで、上から落ちてくるタライがあるじゃない

ですか、あの大きさのタライ3つ分くらいはありました。」

 

凄くわかりやすい表現で、思わず笑ってしまいました。

 

奥さんには手に負えなくなってしまった様です。

 

話を聞くとトイレに行くたびに、ズボンやズボン下をびしゃびしゃに

濡らしてしまう様です。

 

リハビリパンツは着用されていますが、そういう事ではないんです。

 

男性は習慣的に立ったまま排泄(排尿)されますので、失敗が多くなった

今、座ってしてくださいと言っても実行してくれません。

 

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おじいちゃんは認知症ですから、言ってもわかりません。

 

ここのお宅のトイレは男女のトイレが別れていますので、男性用のトイレに

入れない様にしたら座ってくれるのではないかと思いましたが、やっぱり

男性ですから立ったまま排泄されます。

 

結局衣類だけではなく、洋式トイレの方もびちゃびちゃにしてしまうので、

男性用トイレを解放した方がまだましという事になりました。

 

そして立ったままの排泄の時、ズボン・ズボン下・紙パンツを一気に3枚下げ

ますので、一番外側のズボンの上に尿がまともにかかってしまうんです。

 

ズボンが濡れているのに、紙パンツは濡れていないって事もあります。

 

女性の私たちが、男性に排尿の仕方を教えるのも何だかね。

 

排尿の時ズボンが濡れない様にズボンを引っ込めてからしてくれれば

いいんですが、それを言ってわかりませんよ。

 

高齢になってくると、どうしても若い時の様な勢いもなく、前に行かずに

だらだらと下に落ちるだけです。

 

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だからズボンに全部しみこませてしまうんです。

 

トイレのたびに汚しますので大変です。

 

洗濯はしてあげますが、何か良い対応策は無い物でしょうか。

 

紙パンツに前に穴のある物はありません。

 

なかなかうまくいかないです。

 

着替えさせる奥さんが大変です。

 

濡らしたままその辺に座られれば、全部がおしっこ臭くなってしまい

ますからね。

 

終わりが見えない介護に奥さんは困っています。

 

 

 

 

 

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