遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

虫歯の放置は危険

 

 

 

 

私の母は良い歯が自慢です。

 

8020運動は80歳で20本の歯を残しましょうという運動です。

 

 

母は9020になりました。

 

90歳を過ぎても20本以上自分の歯があります。

 

昔からしっかり歯をメンテナンスしていましたので、1本も

失っていません。

 

そんな母に全く似なかった私の歯。

 

今は虫歯はありませんが、子どもの頃に永久歯を虫歯にしてしまい

全く良いところなしの歯なんです。

 

後悔先に立たずです。

 

 

先日通院介助の契約をしたおばあちゃん。

 

通院回数がふえてしまい、息子さんが仕事を休む日数も増えてしまった

ため、依頼されました。

 

右顎に大きなガーゼが貼ってあります。

 

受診は総合病院の口腔外科です。

 

どのくらいの日数でこうなったのかはわかりませんが、徐々にあごの

右側が腫れてきて、最初は個人病院の外科を受診されたそうです。

 

 

しかし原因がはっきりしなかったため総合病院を紹介されて、

口腔外科の受診になったんだそうです。

 

そこでわかったのが、右顎の巨大な腫瘍でした。

 

それも虫歯が原因の骨髄炎でした。

 

いつから虫歯を放置していたのか、息子さんも分からないそうです。

 

それが徐々に悪くなって、結果巨大な腫瘍になってしまった様です。

 

その治療が始まってから顔も洗えず、ガーゼを濡らせないからと言って

頭も洗わず、大変な事になってしまっています。

 

通院介助でも治療の時は処置室から出されますので、ガーゼの中が

どうなっているのか、どんな治療をしているのかはわかりません。

 

毎日消毒とガーゼ交換をする必要があるそうで、それは息子さんが

やっているそうです。

 

いずれにしてもまだその腫瘍は大きく、いつ良くなるものでしょうか。

 

原因は虫歯です。

 

 

本人もこんな事になるとは思っていなかったでしょう。

 

虫歯も痛ければ治療をすると思います。

 

でも痛みが無かったらついついほったらかしにしてしまいがちです。

 

だって歯医者さん怖いし、痛くされるから。

 

そうやって悪化させたんでしょう。

 

痛くなくても虫歯を放置して良い事は無いです。

 

虫歯は小さいうちに治療した方が早く良くなります。

 

今自分に虫歯のある人はすぐに治療しましょう。

 

このおばあちゃんの様になるかもしれませんよ。

 

そうなったら今以上に大変な思いをしますからね。

 

虫歯はすぐに直しましょう。

 

 

 

 

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