遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

料理を破棄される悲しさ

 

 

 

 

知的障害を持つ利用者さんの所で毎日調理を行っています。

 

障害のある娘さんと体の不自由な母の二人で、在宅生活を送っています。

 

娘さんには糖尿病があり、カロリー控えめ塩分控えめ糖分控えめの食事を

提供しなければなりません。

 

お母さんの方にはカロリーたっぷりの高栄養の物を提供しなければなりません。

 

 

なかなか難しい事です。

 

娘さんは知的障害といっても調理師の資格は持っていて、自分で好きなものを

作って食べる事は出来ます。

 

今まで食べたいものを自分の好きなだけ食べて、体を悪くしてしまいました。

 

そして自分の物は作りますが、お母さんには食べさせておらず、どんどん痩せて

きていたんです。

 

そこでお二人のための調理援助の依頼がきました。

 

 

お母さんの分もヘルパーで調理しておけば、娘さんも迷うことなく食事を

出してくれるだろうと思い、開始しました。

 

最初は順調で、お母さんにも食べさせ、自分もヘルパーの作ったものを

食べていたんです。

 

ところがそれもだいぶ長くなってきました。

 

先日訪問したヘルパーが見てしまったんです。

 

ヘルパーが訪問する時間までに、娘さんが台所の食器洗いを済ませて

くれています。

 

その日は予定より少し早く訪問しました。

 

台所の流しには使用済みの食器や鍋が山の様に積まれていたんです。

 

片付けてみたら、前の日にヘルパーが調理したものが、盛り付けた

お皿ごと破棄されていたんです。

 

 

 

見たヘルパーが調理したものではありませんでしたが、さすがにショック

です。

 

いつもこんな事になっていたのか、結局自分で食べたいのもを作って

食べていたのか。

 

そう思うとがっくりです😞

 

誰でも食べたくないものは食べたくないとは思います。

 

でも全く手つかずで破棄したのをみたら、作る側も作りたくなくなります。

 

今後どのように対応するか、担当ケアマネさんとも話をして考えていきたいと

思います。

 

娘さんに対して調理が必要なのか。

 

お母さんのものだけを毎日作り、娘さんの分は週に2回とか3回に

したらいいんでしょうか。

 

本人の気持ちも尊重しながら考えます。

 

でもショックな出来事でした。

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】