遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

大変。母の携帯が壊れた。

 

 

 

 

弟からラインのメールが。

 

「お母さんの携帯電話、ダメになった。」

 

 

充電ができなくなり、バッテリーの劣化のようです。

 

「バッテリーの交換で何とかならないのかしら。」

 

「ドコモ行ってみる。」

 

電話そのものが壊れたわけではないので、何とかなると思いますが。

 

明日から母はショートステイです。

 

ショートにも電話を持って行き、父との電話は続けてもらいます。

 

そのつもりでした。

 

ドコモに行った弟から返事がきました。

 

「やっぱりバッテリーの劣化だった。一応注文はしたけど、今の

社会情勢でいつ入荷するかはわからないって。」

 

「えー-。使わないでいたら使い方忘れちゃうんじゃないかな。」

 

「それはわからないね。1週間以内では入荷しないって言ってた。」

 

わー-。これは大変です。

 

今回はショートステイに電話は持って行かれなくなりました。

 

父も母の声が聞けなくなりますから、寂しい思いをするでしょうね。

 

それよりも、母が携帯電話の使い方を忘れないでくれるかが心配です。

 

携帯電話のおかげで離ればなれになっている父と母がいつも会話できて

いるんです。

 

90歳を過ぎた二人ですが、今でも携帯電話を使えているのは、毎日使って

いるからなんです。

 

 

認知症の母でも毎日使う事で、使い方を忘れずにいるんです。

 

1週間のブランクは今の母には大きいですね。

 

でもどうしようもありません。

 

忘れないでと祈るしかありませんね。

 

 

 

 

 

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