遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

施設内で投票できました

 

 

 

 

今日は投票日です。

 

私は早々に期日前投票に行き済ませていました。

 

日曜日ですので、いつもの時間に父から電話がありました。

 

「お休みですか?」

 

「そうよ。お休みです。」

 

「何か変わった事はなかった?みんな元気?」

 

「元気よ。変わりないです。」

 

「何年かぶりで投票したよ。」

 

 

「投票?施設の中で?」

 

「そう。施設の中に投票所を作ってたね。」

 

「へー-。少し前は私の施設でも投票できる人いたんだけど、最近は

投票できる人もいないからやってないや。」

 

「そうなの。」

 

「お父さん以外にも投票できる人いたの?」

 

「お母さんもちゃんとしたよ。何人かはやってたよ。」

 

 

「そうなんだ。家にいてできなかった事が施設に入る事で投票が

できるようになったんだね。ちゃんと社会生活送ってるんだね。」

 

「(笑)」

 

「来月行くからね。」

 

「楽しみだね。」

 

「職員さんはどう?」

 

「今は問題ないね。無理強いしなくなったしね。」

 

「良かった。じゃあ心配ないね。おかあさんによろしくね。」

 

「はーい。」

 

 

平穏無事に過ごしている様です。

 

母からは先週電話がありました。

 

元気です。

 

相変わらず物忘れは絶賛継続中ですから、私が何かを言っても何も

覚えていません。

 

そして自分のことを

 

「何にも覚えていないダメ人間になっちゃったわよ。」

 

って言うんです。

 

「ダメ人間って。そんな事言わないでよ。」

 

「だってそうなんだもん。」

 

 

「でも忘れた事で誰かに迷惑かけたの?かけてないでしょ。

だったら良いじゃない。今日の朝ご飯を忘れたって全然問題なし。」

 

「それはそうかもしれないけどね。」

 

「体が元気で何よりです。」

 

「そうですね。元気ですよ。」

 

「それで良いじゃない。」

 

「わかりました。」

 

こんな会話をしました。

 

父が私に電話するように言わないとかけてはきません。

 

でもまだ携帯電話の使い方を忘れてはいない様です。

 

一週間に一回の電話ですが、両親と話をする事ができるので施設には

入りましたが、決して疎遠にはなっていません。

 

このままずっとこの平穏無事の生活が続きますように。

 

 

 

 

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