遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

3年ぶりに上京しました

 

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、3年ぶりにやっと

上京が叶いました。

 

コロナ禍に私の両親は在宅生活に終止符を打ち、特別養護老人ホームに

入所してしまいました。

 

でも幸いな事に両親が同じ特養に入所する事が出来たんです。

 

 

ですから自宅と老健で離れ離れだった両親が、今では同じ施設の中で毎日会って

話をする事もできるようになりました。

 

そんなコロナも5月8日で5類になり、世の中の行動制限も緩和され、

我が職場でも同じように上京した後の対応が緩やかになったんです。

 

3年ぶりに両親に会えると思っていましたが、考える事は皆同じで、

5類になった途端に施設での面会希望者が増えてしまい、面会予約が

取れないと言う悲劇に見舞われてしまいました。

 

せっかく上京しても両親に会えないなんて信じられません。

 

でも仕方のない事。

 

せめて届け物でも出来たら良いのかと思い、父がほしいと言ったふりかけ

と、母には糖質0のお菓子を買って届ける事にしたんです。

 

もしかしたら少しでも会えないかな。ほのかな期待を抱いて弟と

施設に行きました。

 

でもやっぱり希望は叶いませんでした。

 

 

 

物を渡しただけで終わりました。

 

その後すぐに父から電話が来ました。

 

「ふりかけ受け取ったよ。ありがとう。」

 

「良かった。お母さんにはお菓子を渡してもらったからね。」

 

「わかった。」

 

「一度に沢山食べない様に言ってね。」

 

「どうだかね。言っても覚えているかね。」

 

父とはこんな会話を電話でしました。

 

次の日に母からも電話が来ました。

 

「もしもし、今どこにいるの?」

 

「今は(息子)家族と一緒にいるよ。」

 

「あらそうなの。それは良かったわね。」

 

「職員さんからお菓子もらった?」

 

「お菓子?もらわないわよ。」

 

「昨日施設に持って行ったんだけどね。一度に渡さないでって言ったから

まだ渡してないのかな。」

 

「お菓子を持ってきてくれたなんて今初めて聞いたわよ。」

 

「そのうち持ってきてくれると思うよ。」

 

「ありがと。それは楽しみだわ。」

 

「沢山食べちゃダメよ。」

 

「そうですね。ほどほどにします。」

 

母とも話ができました。

 

両親ともに元気そうでした。

 

次の上京の時はしっかり面会予約をしてちゃんと会えるようにして

来たいと思います。

 

今日の所は両親との事だけ報告します。

 

続きは後日にします。

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!