遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母のできなくなった事がまた一つ増えました。

 

 

 

今日ケアマネさんから電話が来ました。

 

お薬カレンダーに薬を入れているのは誰でしたかと

聞かれました。

 

私が記憶しているのは、母が自分で入れるので、ヘルパーさんに

薬を確実に飲ませてもらうという事です。

 

そしたら、カレンダーに薬が入っていないような報告がヘルパー

管理者から来たとの事でした。

 

ん?まさか、カレンダーに入っていないから薬を飲ませなかった

なんて事は無いでしょうね。

 

意味が分かりません。

 

弟に電話で確認しました。

 

弟曰く、今は自分では入れられなくなったから、弟が入れている

との事でした。

 

そうか、それもできなくなったのか。

 

母の薬は1日1回なので、薬の袋に印字されている日にちを見て

その日にちの所にただ薬をさしていけばいいだけの事。

 

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以前上京した時、母に「できる?」と聞けば、「それくらいの

事できるわよ。」と自慢げに言っていたのに。

 

ヘルパー管理者さんが何を言いたかったのかよくわかりませんが、

服薬を確実にしてくれればそれで良いので、薬をお薬カレンダー

に入れる作業は弟にやってもらいます。

 

 

細かい事が色々できなくなっています。

 

弟はそれを日々見て感じているんだと思います。

 

私は来月の上京もまだ決められないでいます。

 

職場のルールの問題ではなく、もし自分が感染したら生きては

いかれないだろうなという不安がどうしても頭をよぎります。

 

若い人なら感染しても大したことありませんが、この年になると

やっぱり不安です。

 

飛行機に乗ってJRにも乗って、危険が一杯です。

 

でも母の認知も父の難聴もおそらくすごく不自由な生活を

送っていると思います。

 

弟に申し訳なく思うばかりです。

 

私に言いたいことがあっても、会話ができないと言って電話を

かけてこなくなった父も、たぶん本当は言いたいことがたくさん

あるんじゃないかと思います。

 

だからすぐにでも上京したいのに、このコロナなんてやっかい

もののせいで・・・

 

 

先ほど主人が車で行こうかと言ってくれました。

 

公共の交通機関を使わずに行くっていう選択肢も確かに

あります。でもね、それって口で言うほど簡単な事では

ありません。

 

毎日都内の感染者数を気にしながら、行くかどうするか

日々悩んでいるところです。

 

母の認知症、このくらいで止まってくれないかな~。

 

 

 

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