遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

自分にしかできない仕事があったらいけない。

 

 

 

 

今日は仕事であった話です。

 

一人の利用者さんに、私たちヘルパーと訪問看護さんを利用している

方がいます。

 

ケアマネさんから、訪問看護さんが来ていたところも、ヘルパーさん

に来てもらえないかと言われました。

 

訪問看護さんはどうしたんでしょうか。

 

 

 

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そしたら、その人に一人の看護師さんしか訪問していなかったとの事。

 

その一人がそこの訪問看護さんの管理者さんだったんです。

 

その管理者さんが急病で入院してしまいました。

 

その利用者さんの事を誰にも引継ぎをしておらず、息子さんが留守中の

訪問なので、看護師さんが何をしていってるか息子さんも知らないとの

事だったようです。

 

そして訪問していた看護師が急に入院してしまったので、その部分を

ヘルパーで代替えさせてほしいと言ってきたそうです。

 

その言葉を聞いた息子さんが激怒。

 

「それはそっちの都合だろ。なんとかしろ。」

 

すごい勢いで怒ったそうです。

 

 

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引継ぎをしていなくっても、看護師さんですから、記録なりみたら

大体何をしているかくらいわかるんじゃないでしょうか。

 

それをその時間に行かれる看護師が確保できないとの理由で、そこを

ヘルパーで代替えして、別の時間で訪問させてほしいと言った様なんです。

 

息子さんはその時間が自分が留守になるから来てほしいんであって、

それ以外の時間は必要ないと思っています。

 

結局ヘルパーがそこに行くことになりました。

 

 

 

どんな仕事であってもそうなんでしょうが、一人しかできない仕事が

あると、その人が抜けた時大変な事になってしまう事があります。

 

私たちヘルパーもそこのお宅に訪問できるヘルパーが一人しかいない

なんて状況は全体作れません。

 

複数の人でいかなければ、何かの時に困るのは事業所ですから、

私のところでは担当制にはしていません。

 

だから、最初から複数のヘルパーが訪問させていただくことを説明し、

誰でもどこにでも行かれるようにしています。

 

 

今回の訪問看護さんは、担当制で管理者一人しかいっておらず、

その時間に行かれる看護師さんが見つからないという事態に

なったんです。

 

利用者の皆さんにしたら、いつも同じ人が来てくれる方がいいん

だと思います。

 

慣れた人の方が良いですからね。

 

でもやっぱりそれはその人一人で背負う事になるし、その人が

急に訪問できなくなった時、結局利用者が困る事になりますからね。

 

 

 

 

仕事は何でも、誰かに引継ぎや教えておく必要があると思います。

 

私の場合、介護報酬の請求を国保連にしますが、それも引継ぎを

しておかなければならないと思っています。

 

もし私が急に上京しなきゃならない時がちょうど請求をする日に

あたったりしたら、誰もできずに事業所にお金が入ってこない事

になってしまいます。

 

そういうことを避けるために、自分しかできない仕事はあったら

いけないと今日つくづく思いました。

 

 

 

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