遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

大変。市内の訪問介護事業所が軒並み縮小。

 

 

 

最近同一法人のケアマネさんから新規利用者の依頼が減っており、

市街地のケアマネさんからの依頼が多くなっています。

 

今在職している事業所に異動前は、市の真ん中に位置する事業所

に勤務しており、その時に利用者を紹介してくださったケアマネ

さん達から、今も新規のご紹介があります。

 

有難い事です。

 

つい先日も新規のご紹介をしてくれたケアマネさんから聞きました。

 

「ちょっと、大変な事になってるのよ。A事業所は縮小するって言うし

B事業所はサービス付き高齢者住宅だけの訪問で外部は止めるっていう

話だし、うちの事業所も新規の受け入れはできないって断られるし、

ヘルパーを受けてくれる事業所がどこにも見つからなかったの。」

 

「私たちは有難いお話ですけどね。」

 

「遠いのに申し訳ないと思ってね。」

 

「いえいえ、そんな事は無いですよ。」

 

自分達の事業所がある旧T町は人口が徐々に減ってきていて、高齢化率は

高いんですが、その利用者となる高齢者もいないような状況になって

います。

 

元気で介護の必要がない高齢者が多い事は素晴らしい事です。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20210304183320j:plain

 

 

 

でも現実的には、それでは私たちの仕事になりません。

 

ですから市街地まで車で30分程度はかかりますが、移動時間が

かかっても、新規の受け入れを行っています。

 

市の中心部にもケアマネさんの事業所は何か所もあります。

 

ケアマネさんたちは本当に大変です。

 

今はショートステイもなかなかすぐには空きがありませんし、

ヘルパーもいなかったら、在宅で介護が必要な高齢者はどうすれば

いいんでしょうか。

 

コロナワクチンの接種介助している場合じゃないんです。

 

日々の生活が不自由な方達をまず支援しなければなりません。

 

軒並み縮小って、何でだろう。

 

ヘルパー事業所の数も多くなって、利用者があまりいないから

事業として成り立たなくなったんでしょうか。

 

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20210304183249j:plain

 

一番潤っているのがショートステイなのかな?

 

だって一人の利用者を取り合っているんですよ。

 

ショートステイに入ってしまうと、デイサービスもお休みヘルパー

もキャンセルです。

 

重度になるほどご家族は自宅で介護するのが大変ですから、できる

事ならショートステイを長く使って入所を待ちたいと言うのが本音

だと思いますから。

 

でもねやっぱりヘルパー事業所がなくなったらご家族は仕事に

行かれなくなりますから、絶対に必要だと思います。

 

縮小なんてしないで、在宅にいる高齢者が安心して家で暮らせる

様に支援しましょうよ。

 

それがご家族の就労にもつながるんですから。

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】