遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

考えられないようなパワーを発揮

 

 

シニアのあんしん相談室

 

 

冬期間越冬施設で過ごし、春になって自宅に戻られたおじいちゃん。

 

生活全般で援助が必要で、娘さんとヘルパーと役割分担しておじい

ちゃんの在宅生活を支えています。

 

その中で娘さんにできないのが入浴介助です。

 

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私たちが週2回お手伝いしてお風呂に入ってもらう事にしました。

 

浴槽にお水をためて灯油で沸かし、そして入浴介助をします。

 

朝のヘルパーがお水をためて、お昼のヘルパーが沸かし、

夕方に入浴介助します。

 

浴槽の出入りも見守りで何とかできるといった感じです。

 

介助でついていても本当は危なっかしく、できればデイサービスで

安全に入浴してもらいたいのが本音です。

 

ところが先日介助のヘルパーが訪問すると、ベッドで休んでいる

おじいちゃんを発見。

 

具合が悪いのかと思ったら、自分一人で入浴したとの事。

 

そして布団を取ると、真っ裸のまま寝ていたんだそうです。

 

え~一人で入浴?

 

お風呂場を確認すると確かに入ったような感じです。

 

お昼のヘルパーが沸かしていっていたので、体を洗わずして

湯船にトプっと浸かったんでしょうね。

 

一人で入る事はできたけど、服を着るところまではできなかった

様です。

 

よく一人で入ったもんです。

 

転ばなくて良かったです。

 

考えられないようなパワーを発揮していました。

 

 

高齢者って時々ビックリするような事をするんです。

 

歩くのもままならないのに、訪問したらトラクターに乗っていたりも

するんです。

 

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昔取った何とかです。

 

自分ではまだできるつもりでやります。

 

でもとても危険だったりします。

 

自分の住み慣れた自宅でやる事ですから、何十年とやってきた事かも

しれません。

 

でも危険を伴うような事はやらないでほしいのが本音です。

 

それでもやっぱり私たちは止めてとは言えません。

 

言うのはご家族です。

 

高齢者のパワーには時々驚かされます。

 

お願いですから、転んだり怪我したりしないでください。

 

在宅生活がそこでストップしてしまう事になりますから。

 

ご本人は全然そんな事考えていませんけどね。

 

自宅に戻って生き生きとしてしまうおじいちゃんでした。

 

やっぱりおうちが一番なんですね。

 

 

 

 

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