遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

猫屋敷訪問。今日は私の番。

以前にもご紹介した猫屋敷。ヘルパー全員で訪問しています。 www.maple-enkyori.com 猫たち、気温が高くなり家の中にいれば暑いのか、今日はほんの 2匹しか家の中にはいませんでした。 おじいちゃんに、 「猫ちゃんたちいませんね。」 「だな。」 でも、家…

夫婦二人で一人前

私の両親も、夫婦二人でいるから在宅で生活できるんです。 どちらが欠けてもダメなんです。 今日、通院介助の依頼のあったご夫婦。 旦那様から電話で 「歯の具合が悪いから、歯医者に連れて行って くれないか。」 という依頼でした。 私たちはさっそく歯科医…

初めてのプレミアムクラス

実は今回の帰省中に私は誕生日を迎えました。 嬉しくない年齢ですが。 帰りの飛行機を主人がプレミアムクラスで予約をしてくれました。 初めてです。 それも、最新型の飛行機にあたり、至福の時間を過ごさせてもらいました。 夕方の便だったので、軽食のサー…

薬の飲み忘れがこんなにたくさん

定期受診時に、医師から必ず聞かれるのが、服薬の状況です。 確認してみるとなんとビックリ。 たくさんの薬の飲み残しが。 先週に至っては、ほとんど飲んでいない状況でした。 ちょっと待ってよ。 だからヘルパーさんに服薬の声掛けをお願いしているのに、 …

両親の定期受診

父の病状はほぼ安定し、医師に少しだけ良い報告をしていました。 左麻痺で力が入らなかったんですが、何とか右手の爪を自分で切れる だけの力が戻ってきたとの事。 医師からも「それは良かった」と言われていました。 でも足の筋力低下は感じられ、「椅子か…

上京しました

今回は父も母も特に変わったことなく過ごしていました。 父からも母に対する愚痴も聞かれませんでした。 明日は定期受診日。 母に伝えると、 「何を診てもらいに行くんだっけ。」 ですって。 病識の一切ない母ですので、腰が痛いくらいで他は 何ともないと思…

特殊な食事介助

食事介助と言っても、その方に応じた介助のやり方があります。 今日紹介する方は、完全な寝たきりで、日中は1人でお留守番。 発語もなく、意思疎通もできません。 私たちヘルパーは排泄介助の後、娘さんが準備している食事を 温めて食べていただくため、昼食…

これしか食べるものがない

ここ数日、日中の温度が30度近くまで上昇しています。 食べ物は冷蔵庫に入れないと悪くなってしまいます。 認知症の方には、冷蔵庫の中の物を出して、レンジで温めて 食べることは難しい事なのです。 今日の利用者さんは、一人暮らしの女性。 息子さんが、…

在宅最終日を迎えた利用者の言葉

自分の自宅で最後まで生活したい。 誰でもそう思います。 しかし、どうしても在宅生活の継続が難しくなってしまう事はあり、 残念ですが受け入れざるを得ない状況に、何とも無念さを感じる 事があります。 それは私たちヘルパーが思う以上に、利用者本人が一…

ヘルパーよしのの面白行動

4人の子持ちのよしのさん。 上の子2人が家から巣立ち、今は高校性と中学生の2人が家にいます。 でも自分の時間が十分にできるようになりました。 少し自分磨きもしたいと思ったよしのさん。 セカンドストリートでかわいいサンダルを発見。 靴下をはいてい…