遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ボランティア

闇営業で謹慎となったザブングルのお二人が、介護施設でボランティア活動をする

との事。

良い事じゃないですか。

 

いま介護業界は、本当に人手不足の施設が多くあります。

私の勤務する施設本体でも、この人手不足解消の対応策として、夏休みの学生の

アルバイトも検討しています。

アルバイトもやはり無資格の状態ですが、手伝ってもらたい事はたくさんあります。

 

ザブングルのお二人にどのようなボランティアをしていただくのか、話し相手とか

でしょうか。

無資格でもお願いできる事、例えば入浴後の髪の毛を乾かしてあげる事。

これは1人1人に時間がかかりますので、大変ありがたいボランティアだと

思います。

あと、入浴後の水分補給の飲み物を提供する事。

介助はできませんので、自分で飲める方の所に飲み物を持って行ってくれたら

これも職員は助かります。

 

こんな事なら、どなたにでもできませんか?

 

ザブングルのお二人は今回はボランティアで来てくれますが、若い皆さん、アルバイト

でもいいので介護の体験をしてみませんか。

話し相手でいいんです。高齢者の話を聞いてあげるだけでいいんです。

若い人と話をする事を高齢者は嬉しく思ってくれます。

感謝してくれます。

 

なかなか自分のやりたいことを見つけられず、悩んでいる方こそ、チャンスだと

思います。一度体験してはみませんか。

  

そして自分の将来を考えてみたらどうでしょうか。

 

自分の通った道、そしてこれから行く道。

 

この言葉を頻繁に言う高齢者がいました。

子供を見たら、自分も通ってきた道だと思って、温かく見守りなさい。

高齢者を見たら、いずれ自分も行く道だから優しく接しなさい。

 

その通りです。

 

最近は子供や高齢者の虐待が頻繁にあり、あまりにも自分勝手。

今の自分がよければそれでいいっていう人が増えているように感じます。

 

介護施設でボランティアをすることで、人のためではなく、自分のために

考える時間を作ったと思ってほしいです。

マイナスになることはほとんどないと思います。必ず何かプラスになる

事があると思います。

 

ザブングルのお二人は、少し心が洗われるんではないでしょうか。

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またこの写真を載せてみました。

 

 

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